現代の異世界物語 九頭龍 後編
朝起きると 今にも降り出しそうな空模様。
こんな時は悩ましい出来事が起こりやすい。
「…頭が痛いんだけど。」と審神者さん。
実は審神者さんは
アマテラスさんとの繋がりが強いため
全体的に押さえつけられてる
感覚なのだそうだ。
(雨乞いの龍神が憑いてるのに曇りに弱いってどんな感じなんだろう😅)
さらに年末に差し掛かり
想定外の出費も重なったわけで
…心身共に健全とは言い難い様子だ(^_^;)
そしてそれは15時になった頃に起こった。
・???(声の主)
『…今日は上手く回らないでしょう??』
頭痛に呻きながら審神者さんが答える。
・審神者さん
「…あなたのせいですか?」
・???(声の主)
『そう。…私の対価は大きいからね。』
不敵な笑みを浮かべる声の主だが審神者さんはそれどころじゃないらしい。
・審神者さん
「僕は具合が悪いんだ!!
要件があるなら早く言ってください。
…どこの誰様ですか?」
仕方ないとは知りつつも
雑だな〜と思った私💦
余裕が無いのを察したのか
声の主が手短に答える。
…その内容がこれだ。
・名前→極(きわみ)
・性別→♀
・種族→漆黒の極龍
要約すると審神者さんと懇意にしている
宇宙に存在する"レコード管理者"
の計らいにより
未来世からやって来たのだそうだ。
だから現代では この漆黒の極龍なる者はまだ存在していない事になる。
さらにこの極さんは前編で登場した九頭龍さんの"前任者"らしい。
(その地を護る存在は代替わりするのです)
事実確認をするために
審神者さんが"九頭龍"さんを呼びます。
・九頭龍のリュウイチ
『…よう!どうしたの?!』
…事情を話す審神者さん。
・リュウイチさん
『あー。確かに極さんは僕達の前任だよ🐉』
言ってることに間違いはないと踏んだ
審神者さん。
・審神者さん
「…こちらも心身での対価を払ったし、極さんも こっちに来るためにポイントを払ってるみたいなんだ。」
・リュウイチさん
『あー、確かにね。僕ら存在は"徳"ポイントを消費して来るわけだから。』
…(やり取りを聞いていて
"なるほどなぁ👀"と私。)
・審神者さん
「でね‼️…思ったんだけどパワーアップしたくないかい❓」
・九頭龍&極さん
「『⁉️』」
大御所の龍神さん達に
審神者さんが提案します。
・審神者さん
「まず九頭龍さん達のそれぞれの光をひとつに統合。」
フンフン。それで??と龍さん達。
・審神者さん
「その光を今度は極さんと統合するんだ。」
・九頭龍&極さん
『…それは面白そうだ‼️』
というわけで未来世から来た
漆黒の極龍きわみさんは
現代で九頭龍さんと統合し、さらなるパワーアップを果たしたのでした。
…レコード管理者の思惑通りにね🤭
・審神者さん
「そういえば今回はさすがに対価がきつかったから
…デコピン三発で許します😁」
・極さん
『…(꒪д꒪II‼️』
審神者さんらしいなぁと私😅
というわけで
エネルギーを宿らせたデコピンを
ビシバシと奮ったのは
リアルなエピソード(笑)
…このお話はこれでお終い。
今年はお世話になりました。
次回も宜しくお願い致します。
・管理者
・審神者
・光の存在一同
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