現代の異世界物語 天部~前編
・審神者さん
「天部の者を呼び出す😠。」
・金龍グリさん
『…そうは言うが大丈夫か🐲💦❓』
グリさんの申し出を
条件付きで承認した天部ですが
(もう、こうなるとコイツは止まらないんじゃよな~🐲💦)と
ハラハラしている様子でして(^_^;)
『…仕方ない。儂が呼んでくる🐉💦』
と言い 呼ばれて来たのは
・頭上に光輪
・額にアクセサリー
・背中に白い羽根のある女性。
皆さんがイメージする
天使の特徴はあるんですけど
艶のある黒髪に綺麗な和服を羽織っていまして
どこか天女に近いかな?という感じの
女性が現れたのです。
・???
『…あなたが審神者ですね。』
・審神者さん
「そうですが そちらのお名前は?」
・???
『…天(ソラ)と言います。』
・審神者さん
「ほう。(…そのままじゃねーか)」
………。(……気まずい😅)
そんな感じのピーンと張り詰めた空気の中
お二人の問答が始まったのでした。
(すでに部外者と化すグリさんを除いて)
「…ところで何故。
僕の龍の申し出を一度断ったんですか?」
唐突に切り込んだのは審神者さん。
…一方の天(ソラ)さんは嘲笑しながら
こう答えます。
『性質が金龍向きでは無かった…と言えば分かりますかねぇ?』
「…では何故 あなた方は
僕の心を試すような条件ばかり
提示するんですか?」
審神者さんの問いかけに
またも嘲笑する天さん。
空気がさらに張り詰めていくのが私にも伝わってきまして
正直逃げたいなぁと思っていました(--;)
・天さん
『…あなたは私を言い負かそうとしていますね?
………それにその態度。
…いいですか? 私は天部の者なのですよ。』
鋭い言葉のナイフが審神者さんに刺さります。
…すると審神者さんがこう返します。
・審神者さん
「…この家の主であるのに客人に失礼な態度で臨んで申し訳ございません。」
…と頭を下げ さらにこう言いました。
「…ですが
先程からのあなた様の高圧的な態度も
客人のそれではない。
…ましてや天部の者なのでしょう?」
『…!』
その言葉を受け、しばらく考え込んだ天さんは
『…なるほど。噂通りの人間ですね。』
と納得したあと
ゆっくり頭を下げたのです。
…つづく。
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